2012-12-03

常に死と隣り合わせの世界に生きていた
パイロットたち。

その為、フライトジャケットには様々な工夫が
施されています。

有名なものでは、MA-1 のライニングのレスキューオレンジや
A-2のライニングに取り付けられたブラッドチット等があります。

また、ウォーアートなどにもそういった無事帰還することへの
願いを込めたデザインのモノも多くあります。

今回ご紹介するアイテムもそういった類のアクセサリーです。


THE REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)[CAPRIBELL]



もととなったのは、イタリア・カリブ島に現れた
サンミッシェル（天使ミカエル）が羊飼いの少年に
授けたとされる「幸運の鈴」伝説。

大戦中の兵士たちは、この伝説にちなんで無事帰還するための
お守りとして、ジャケット等にこの“CAPRIBELL” をつけていたそうです。


THE REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)AVIATOR'S WHISTLE[Whistle/Nickel]




THE REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)AVIATOR'S WHISTLE[Whistle/Brass]



このホイッスルは、サバイバルホイッスルと呼ばれ、
フライトジャケットのネックフックに付けられていました。

元々はMPに対して支給されていたものですが、エンジン始動の
合図や救難信号を送る時等パイロットにとっては必需品のアイテム
だったそうです。


パッチやペイントのカスタムだけでなく、お手持ちのA-2等を
さりげなくこういったアクセサリーでカスタムする。

それもまた、アジのある大人のカスタムではないでしょうか。


Three Eight Jr